回転寿司の三大チェーンといえば「スシロー」「はま寿司」「くら寿司」。どこも似ているようで、実は価格・メニュー・お店の性格がはっきり分かれていることをご存じでしょうか。
この記事では、料金・店舗数・メニュー・ランチ・アプリの5つの視点で3社を比較し、「今日はどこに行くべきか」がひと目でわかるようにまとめました。
3社の基本情報をざっくり比較
まずは全体像から。運営会社と規模感を押さえておきましょう。
| スシロー | はま寿司 | くら寿司 | |
|---|---|---|---|
| 運営 | FOOD & LIFE COMPANIES | ゼンショーHD傘下 (すき家と同グループ) | くら寿司 |
| 店舗数 | 約843店 (国内648・海外195) | 約718店 (国内631・海外87) | 約686店 (国内551・海外135) |
| 年間売上 | 約3,973億円 (業界1位) | 約2,484億円 (業界2位) | 約2,451億円 (業界3位) |
| 特徴を一言で | ネタと味の王者 | 圧倒的コスパ | エンタメ体験型 |
※店舗数は2025年時点の報道ベース。スシローの海外店舗はその後も拡大しており、2026年には約240店と報じられています。
注目は売上の勢力図。長年「スシロー・くら寿司の2強」でしたが、はま寿司が売上でくら寿司をわずかに逆転し、業界2位に浮上。すき家を持つゼンショーグループの調達力を武器に、店舗数の伸び率でも3社トップの快進撃を続けています。
料金比較:最安は「はま寿司」
一番気になる一皿の値段から。かつての「全皿100円」時代は終わり、3社の価格はきれいに分かれました。
| スシロー | はま寿司 | くら寿司 | |
|---|---|---|---|
| 基本価格(税込) | 120円〜 | 110円〜 | 115円〜 |
| 価格の特徴 | 立地(都市/郊外)により全メニューで10〜30円の価格差 | 業界最安の110円皿が中心。都市型店舗など一部は価格が異なる | 店舗により「115円〜/120円〜/130円〜/150円〜」の4区分 |
- スシロー:3社では基本価格が最も高めですが、その分ネタの評価は高く、フェアの「ご褒美ネタ」が充実。「価格より満足度」の店です。
- はま寿司:とにかく安さ重視ならここ。110円皿の割合が多く、同じ予算でも皿数を積み上げやすいのが強みです。ただし2026年3月からは一部を除く全店で**深夜料金(22時以降、一律7%加算)**が導入されているので、遅い時間の利用は要注意です。
- くら寿司:店舗によって基本価格が違う方式。行く前に公式サイトで自分の店舗の価格帯を確認しておくと安心です。
フェアの開催ペース比較:実は3社とも高頻度、差がつくのは規模
各社の公式サイトとプレスリリースで2026年1月〜8月18日の実際の開催実績を確認したところ、3社とも新フェアの投入頻度はかなり高く、差がついているのは回数よりも「1回あたりの規模」でした。
| スシロー | はま寿司 | くら寿司 | |
|---|---|---|---|
| 開催ペース | 全国規模の大型フェアはほぼ月1回。 中小規模のフェア・コラボまで含めると2〜3週間に1回ペースで新企画が登場 | 公式サイト確認ベースで約2週間に1回のペースで「〇〇祭り」を実施。回数自体はくら寿司と大差なし | 10日〜2週間のペースで実施。確認できた開催数は約18回で3社の中でも高頻度 |
| 開催回数 (2026年1〜8月実績) | 13回 | 15回 | 18回 |
| 平均間隔 | 約18日に1回 | 約15日に1回 | 約13日に1回 |
| スタイル | 数百万食規模の数量限定「お祭り型」 | 常設のお得(クーポン・110円皿)+約2週間ごとの「〇〇祭り」を併用 | いつ行っても何かしらのフェア中 |
| 代表的なフェア | スシローの日2026(6月)、別格まぐろ祭(7月)、本鮪中とろフェア(8月) | にっぽん旨ねた祭り(5月・8月)、旨ねた夏祭り(7〜8月に3弾) | 創業50年祭(6月)、極上かにフェア(3月・7月)、うなぎと肉フェア(8月) |
- 開催回数だけで見ると、はま寿司とくら寿司はほぼ横並び。どちらも約2週間に1回ペースで新フェアを展開。
- 1回あたりの規模と目玉ネタで選ぶならスシロー。「本鮪中とろ110円」「大とろ110円」など、販売予定総数が数百万食に及ぶ大型企画を軸に、ほぼ月1回のペースで全国フェアを投入(年間の開催時期はスシローのネタ祭り年間カレンダーで一覧にしています)。
- くら寿司は開催サイクルの短さが際立つタイプ。10〜14日周期でテーマ(かに・うなぎ・コラボ等)を切り替えるため、行くたびに違うフェアに出会いやすいのは事実です。
- 結論として、「フェアに当たる頻度」自体は3社ともそこまで大きく変わりません。選ぶ基準にするなら、回数よりも「規模の大きさ」(スシロー)か「サイクルの短さ・話題性」(くら寿司)で選ぶのが実態に近いと言えそうです。
【参考】2026年のフェア開催実績一覧(1月〜8月)
実際にどんなフェアがいつ開催されたか、各社の発表ベースで一覧にしました。
スシロー
2026年1〜8月、フェア開催の実績数は13回。
| 日付 | フェア名 |
|---|---|
| 1/7 | すし初めフェア |
| 1/26 | 豊洲の目利きと江戸前の技フェア |
| 3/9 | 東北の海プロジェクト コラボ |
| 3/23 | 別格まぐろ祭(告知) |
| 4/6 | 九州フェア |
| 4/20 | GW大とろフェア |
| 4/30 | GW特ネタ中とろフェア |
| 5/14 | サーモンフェア(青森) |
| 6/1 | スシローの日2026 第一弾 |
| 6/12 | スシローの日2026 第二弾 |
| 7/1 | 別格まぐろ祭(開催) |
| 7/21 | 夏休みもスシローにGO |
| 8/3 | 本鮪中とろ夏フェア |
はま寿司
2026年1〜8月、フェア開催の実績数は15回。
| 日付 | フェア名 |
|---|---|
| 1/19 | 大とろ100円と特選ねた祭り |
| 2/3 | 北海道・東北旨ねた祭り |
| 2/16 | のどぐろと旨ねた大漁祭り |
| 3/2 | 中とろ100円と春の旨ねた祭り |
| 3/16 | 大切り旨ねた祭り |
| 4/1 | 春のうまさ満開祭り |
| 4/20 | 初夏の特選ねた祭り |
| 5/11 | にっぽん旨ねた祭り |
| 5/25 | にっぽん旨ねた祭り 第2弾 |
| 6/8 | みなみまぐろ大とろとデカねた祭り |
| 6/22 | 九州うまかねた祭り |
| 7/13 | 旨ねた夏祭り |
| 7/27 | 旨ねた夏祭り 第2弾 |
| 8/3 | 旨ねた夏祭り 第3弾 |
| 8/18 | にっぽん旨ねた祭り(秋鮭・白エビ) |
くら寿司
2026年1〜8月、フェア開催の実績数は18回。
| 日付 | フェア名 |
|---|---|
| 1/6 | とろと寒ぶりフェア |
| 1/20 | 大切り100円祭り |
| 2/3 | 極上かにと寒ぶりフェア |
| 2/17 | 極上まぐろフェア |
| 3/3 | 愛媛県フェア |
| 3/17 | 極上かにフェア |
| 3/31 | 桜鯛とうにと肉フェア |
| 4/14 | 桜鯛といくらフェア |
| 4/28 | 極上とろフェア |
| 5/12 | 生サーモンフェア |
| 5/26 | 国産天然本まぐろフェア |
| 6/9 | サーモンと肉フェア |
| 6/23 | うなぎとまぐろフェア |
| 6/25 | 創業50年祭 |
| 7/7 | 北海道フェア |
| 7/21 | 極上かにフェア |
| 8/4 | 地中海本まぐろフェア |
| 8/18 | うなぎと肉フェア |
サイドメニュー比較:品数で頭一つ抜けるくら寿司
寿司ネタ以外の「サイドメニュー」の充実度は、実は3社でかなり差がついています。各社の公式メニューページで実際の品数を数えてみました(ラーメン・うどん・汁物・揚げ物・サラダ・茶碗蒸しなどが対象、寿司ネタ・デザート・ドリンク・アルコールは除く)。
| スシロー | はま寿司 | くら寿司 | |
|---|---|---|---|
| サイドメニュー品数 | 約20品(店舗により変動) | 約35品 | 約52品で3社最多 |
| ラーメン・麺類 | 鯛白湯・貝塩の2種(煮玉子付あり) | しょう油・貝節塩の2種(焼豚増量あり) | 醤油・味噌・担々麺・ふぐ出汁・まぜそばの5種 |
| 特色ある一品 | じぶんでつくローセット(580円、手巻き風DIYセット) | 特製しょう油ラーメン(429円〜、麺類は3社最安級) | くら出汁(170円、だし単体の一杯) |
- 品数で選ぶならくら寿司が圧勝。ラーメン・うどんの種類が5系統と豊富なうえ、汁物だけでも「純味噌汁」「あさり入り」「あおさ入り」と細分化されていて、サイドメニューの選択肢は3社で頭一つ抜けています。
- 中でも目を引くのが「くら出汁」(170円)。だし単体を一皿として提供する異色の一品です。「純味噌汁」「純赤だし」も具なしでだしの味を楽しむメニューで、他2社にはない発想。
- スシローは、鯛白湯ラーメン・貝塩ラーメンなど個性派ラーメンや、自分で握る「じぶんでつくローセット」がユニークです。
- はま寿司はラーメン・うどんが充実していて、特に「特製しょう油ラーメン」は429円〜と3社の麺類の中でも手頃な価格帯です。
※品数は2026年8月時点、各社公式メニューページで編集部が確認した数値です。
ランチ比較:ランチ専用メニューはスシローとくら寿司
平日の昼に行くなら、ランチメニューの有無もチェックしましょう。
| スシロー | はま寿司 | くら寿司 | |
|---|---|---|---|
| 平日ランチ | あり (セット680円〜) | 専用メニューなし (平日限定クーポンでカバー) | あり (お得な丼メニュー) |
- スシローは税込680円〜のランチセットがあり、追加で茶碗蒸しやうどんも付けられる満足構成。
- はま寿司はランチ専用メニューこそないものの、公式アプリの平日限定クーポン(ラーメン割引、かけうどん割引など)を使えば、実質的なランチ割引として活用できます。
- くら寿司は平日限定の「感動丼」系メニューが看板。うどんが200円で食べられるのも見逃せません。
アプリ・お得制度比較:3社とも「アプリ必須」時代へ
3社のお得情報は、スシロー・はま寿司・くら寿司それぞれの記事で詳しく解説していますが、ここでは要点を比較表にまとめます。
| スシロー | はま寿司 | くら寿司 | |
|---|---|---|---|
| 誕生月特典 | 5%OFFクーポン (子ども登録も可) | 全品8%OFF | デザート無料クーポン |
| シニア割引 | シニアカード(60歳〜、平日5%OFF) | シニアパス(65歳〜、平日50円引き×最大6名) | ― |
| 名物制度 | ― | ― | ビッくらポン! |
- 誕生月特典の割引率ははま寿司の8%OFFが最強。
- ポイントを貯める楽しみなら、2026年6月に新制度が始まったスシロー。
- 子ども連れのエンタメ性はくら寿司のビッくらポンが独走です。
結論:こんな日はこのお店
3社の違いをふまえた使い分けの目安がこちらです。
| 今日の気分・目的 | おすすめ |
|---|---|
| 限定フェアの豪華ネタを楽しみたい | スシロー |
| 味・ネタの満足度を最優先したい | スシロー |
| とにかく安くお腹いっぱい食べたい | はま寿司 |
| 家族の誕生月でお祝い外食(割引重視) | はま寿司(8%OFF) |
| 行くたびに新しいフェアに出会いたい | くら寿司 |
| 子どもを喜ばせたい・コラボグッズ狙い | くら寿司 |
| サイドメニューやデザートも楽しみたい | くら寿司 |
ちなみに、回転寿司で食べる量の平均は約10皿(マルハニチロの2025年消費者調査で平均9.9皿)と言われています。10皿を目安に概算すると、基本価格帯だけならはま寿司で約1,100円、くら寿司で約1,150円〜、スシローで約1,200円〜。実際はフェアネタやサイドメニューで変わりますが、「ベース価格の差=約100円/10皿」と考えると、価格差より「今日何を楽しみたいか」で選ぶのが正解と言えそうです。
まとめ
- スシロー:売上業界1位。基本価格は高めだがネタとフェアの満足度で選ぶ店。2026年6月から新ポイント制度スタート
- はま寿司:110円皿中心の業界最安。誕生月8%OFFも最強クラス。ただし2026年3月から深夜料金(22時以降7%加算)に注意
- くら寿司:ビッくらポンとサイドメニューのエンタメ型。店舗により価格帯が異なるので事前確認を
同じ「回転寿司」でも、3社は満足のさせ方がまったく違うお店に進化しています。それぞれのクーポンや裏ワザ、フェア情報は個別の解説記事にまとめているので、行くお店が決まったらあわせてチェックしてみてください。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。価格・店舗数・キャンペーン内容は変更される場合があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

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