お出かけ中に、子どもが急に奇声を上げて、びっくりしたり、周りに見られて恥ずかしい思いをした経験は、親なら誰でもありますよね。
この記事では、子どもが奇声を出す理由と、その対処法を紹介したいと思います。
この記事を読み終えたら、子どもが奇声を上げても、冷静に対処することできるようになるでしょう。
奇声を出した理由と解決策
まずは、奇声を出す理由を考えてみましょう。
多いのは以下の理由でしょう。
- 遊びが楽しく、テンションが上がったため
- 伝えたいことが言葉にできず、イライラしたため
- 注目してほしいため
この3つの理由に関しては、基本的な解決策は同じです。
それは、「子どもに奇声以外の表現方法を伝える」ことです。
ほとんどの場合は、親に迷惑をかけてやろうと思って、奇声を上げていることはなく、表現する方法が奇声だったというだけなのです。
奇声の対処ポイント3つ
対処するポイントは以下の3つです。
- ①ついつい大きな声を出してしまった子どもの気持ちに寄り添う。
- ②奇声の代わりとなる表現方法を伝える。
- ③声の適切な大きさを伝える
対処する際にこの3つをカバーできれば、確実に奇声を出す回数が減っていくでしょう。
次章は、このポイントを意識して、ベストな解決例を紹介します。
奇声の解決例① 遊びが楽しく、テンションが上がった時の場合
子ども「(ブランコに乗って)キャー!!(奇声)」
親「遊びが楽しくて、大きな声をだしたんだね。でも、そんな大きな声を出すと回りのお友達がびっくりしてしまうから、これくらいの声の大きさで「このブランコが楽しい」って言えばいいんだよ」
奇声の解決例② やりたいことが出来ず、イライラしている時の場合
子ども「(箸で上手く食べ物を掴むことができなくて)キャー!!(奇声)」
親「それを箸で掴むのは難しいよね。うまく掴めなくて悔しかったね。そういう時は「手伝って」言ってね」
奇声の解決例③ 注目してほしい時の場合
子ども「(積み木を高く積めて)キャー!!(奇声)」
親「注目してほしくて、大声を出したんだね。そういう時は、大きい声を出さなくても、「これを見て」って言えばいいんだよ。」
まとめ
まずは「なぜ奇声を出したのか」その分析が大事です。そして、その分析に基づき、奇声の代替えとなる表現方法を具体的に教えます。これを続けていけば、適切な表現方法が身に付いて、奇声を上げることがなくなるでしょう。
コメント