【男子】ヴィアティン三重バレーボールのすべて|本拠地が広がる三重の注目クラブ

 三重県を拠点に活躍する男子バレーボールチーム「ヴィアティン三重」。

 VリーグDivision2(V2)に所属し、2024-25シーズンは西地区優勝という快挙を成し遂げました。

 25勝3敗という圧倒的な強さを誇りながらもプレーオフ決勝で涙をのみ、来季こそ昇格を目指している彼ら。その強さの秘密や地域に根差した活動、そして複数本拠地型クラブならではの魅力を解説します。


目次

ヴィアティン三重バレーボールとは?クラブ概要と本拠地一覧

クラブ概要 

ヴィアティン三重は、2012年にサッカークラブとして発足し、2016年に男子バレーボールチームが創設されました。

「ヴィアティン」の意味は?

オランダ語で「14」を意味。またオランダサッカーを象徴する世界的名選手であるヨハン・クライフ氏の背番号「14」でもあります。

 三重県バレーボール協会の協力や地元企業の支援を受けて、バレーボールのみならず、地域のスポーツ文化形成を担っています。女子チームやユース、セカンドチームも展開し、幅広い世代で地域スポーツの裾野拡大に努めています。

 本拠地が一つに限らず、四日市市・津市・鈴鹿市の3つの自治体に拠点を置くのが大きな特徴。他クラブのように“単一都市”に縛られない「広域型クラブ」として、三重県全体にファン層を広げています。

ヴィアティン三重バレーボール本拠地一覧

本拠地特色・役割
四日市市相好アリーナ四日市(四日市市総合体育館)がメイン会場
・企業サポートも多い。
・2025年10月7日(火)に四日市市森市長を表敬訪問
津市日硝ハイウエーアリーナ(サオリーナ)久居体育館がメイン会場。
・2025年10月の津まつりに参加(女子チーム)
鈴鹿市AGF鈴鹿体育館(鈴鹿市立体育館)がメイン会場。
・2025年10月25・26日ホームゲームへ鈴鹿市民を無料招待(女子チーム)

発足から快進撃までのリーグ成績推移

ヴィアティン三重の過去の成績は以下の表からチーム力の成長ぶりが分かります。

シーズン所属リーグ順位試合数備考
2017-18VチャレンジリーグII(発足初参戦)4位18117初参戦、勝ち越し
2018-19V.LEAGUE Division3(D3)2位20173D3準優勝、S2ライセンス取得・D2昇格内定
2019-20V.LEAGUE Division2(D2/V2)6位20128D2初年度​
2020-21V27位19910コロナ影響、試合縮小
2021-22V23位28244上位進出
2022-23V26位271314最優秀新人賞を鳴海選手が受賞​
2023-24V23位271710プレーオフ進出
2024-25V2西地区1位28253西地区優勝

2024-25シーズンの成績

VリーグDivision2西地区 戦績

チームのプレイスタイルは、長身選手のジャンプ力と、スピード感のある連携攻撃が特徴。

前季はVリーグDivision2西地区で25勝3敗、西地区優勝という記録を達成し、決勝プレーオフでに進出。

シーズン試合数勝利敗北
2024-2528253

VリーグDivision2 プレーオフ戦績

 セミファイナルで埼玉アザレアを3-1で破って決勝進出を果たしました。しかし、ファイナルではフラーゴラッド鹿児島との激戦の末、フルセットの接戦で2-3と惜敗し、準優勝という結果となりました。

ラウンド日程対戦相手会場セットスコア結果備考
セミファイナル2025年3月30日(日)埼玉アザレア船橋アリーナ3-1WIN○プレーオフ準決勝突破
ファイナル2025年4月6日(日)フラーゴラッド鹿児島船橋アリーナ2-3LOSE●惜敗・準優勝


ホームスタジアムの特色とイベント情報

 ヴィアティン三重バレーボールのホームスタジアムは「相好アリーナ四日市(四日市市総合体育館)」、「日硝ハイウエーアリーナ(サオリーナ)」、「AGF鈴鹿体育館(鈴鹿市立体育館)」が中心です。ファミリー参加型イベントやファンサービスが充実。各会場ごとに応援スタイルやイベント企画が違うため、地元ごとに独自の盛り上がりを体験できます。

スタジアム名所在地備考
相好アリーナ四日市
(四日市市総合体育館)
四日市市日永東1丁目3-21・2020年6月オープン
・約3500席
日硝ハイウエーアリーナ
(サオリーナ)
津市北河路町19-1・2017年10月オープン
・約3000席
AGF鈴鹿体育館
(鈴鹿市立体育館)
鈴鹿市西条5-1・2020年4月リニューアルオープン
・約2400席

注目選手紹介

森垣陸選手

 ヴィアティン三重で副キャプテンとして攻守の要を担う森垣陸選手は、出身高校「清風高校」(大阪)時代から全国大会で目覚ましい活躍を見せ、日本大学でも主力としてインカレ・天皇杯のスタメン経験を積んだ本格派です。

項目内容
氏名森垣 陸(もりがき りく)
生年月日2001年8月23日
出身地京都府京都市
出身高校清風高校(大阪府)
高校時代の成績春高バレー等、全国大会の主力
大学時代日本大学・インカレ・天皇杯スタメン
入団時期2023年ヴィアティン三重入団
ポジションオポジット(OP、副主将)
身長・体重188cm・81kg
最高到達点325cm
武器強力なサーブ、ジャンプ力、機動性
最近の活躍2025-26副主将​
好きな言葉・座右の銘素直な姿勢と謙虚な心、現状維持は衰退

2025-26シーズン開幕予定と展望

 2025年10月25日、トヨタスポーツセンター第2体育館で新シーズンの幕が上がります。林田監督・井口コーチ新体制のもと、昨年の悔しさをバネにV2優勝と昇格を目指します。​

開幕日開催場所監督名主要目標
2025年10月25日トヨタスポーツセンター第2体育館林田監督V2優勝・昇格

まとめ

 ヴィアティン三重バレーボールは三重県内各地を本拠地にし広域型クラブとして活躍を拡大中です。2024-25シーズンは西地区を制し、2025年の新体制で再びV2の頂点を狙う注目チームです。本拠地複数型だからこそ、地域ごとの盛り上がりやイベントが充実し、初心者から家族連れまで楽しめる環境が整っています。今後も三重全体にバレーボール熱を広げていくヴィアティン三重に、ぜひ注目してみてください。


参考ページ一覧

はなお
地域ブロガー
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