津まつり2025徹底特集|今年の規模・見どころ・最新スケジュール完全案内

 毎年、秋の涼しくなった頃に、皆を熱くさせてくれる「津まつり」。

 今年は、2025年10月10日(金)~12(日)で開催が決定。

 昨年度から、どんなところがパワーアップして帰ってくるのか、特集します!


目次

公式スケジュール

開催日時:2025年10月10日(金)~12(日)

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記号会場名10日(金)11日(土)12日(日)内容
Aお城西公園会場前夜祭〇健康まつり〇10日前夜祭、12日よさこいファイナル・健康まつり 
Bお城公園会場フリーマーケット、美杉手筒花火
C三重弁護士会館前会場各種団体出展・展示、文化活動発表
D裁判所前会場よさこい演舞、大パレード
E津中央郵便局前会場観光協会ブース、大パレード後トークショー、芸能絵巻
Fフェニックス会場(西)JCステージで日本代表3祭り
Gフェニックス会場市民総おどり、郷土芸能集い
Hフェニックス会場(東)キッズダンス、三味線ライブ、PR・物産・飲食ブース
I観音公園会場お仕事体験、音楽ステージ、キッチンカー
J津新町通り会場よさこい演舞、路上パフォーマンス
K津駅前会場よさこい演舞
L神楽洞夢前会場和太鼓(ジュニアコンクール三重県予選)
MメッセウイングNHW会場バリアフリーステージ、飲食、物販、体験

昨年度との違いと規模拡大の比較

 本年度は規模が大幅に拡大。

 参加団体数で比較すると、昨年度の大パレード参加は49団体→今年54団体、フェニックス会場は17団体→21団体と増加。安濃津よさこいは50団体を維持しつつも、台湾団体の参加続投で国際色アップ。

 新設バリアフリー会場によって全13会場へ拡張、体験・展示・観光・飲食などの拠点も増強されました。


津まつりとは?伝統と熱気の序章

 津まつりは江戸時代より400年近い歴史を持つ津市最大のお祭りです。

 藩主藤堂高次公の振興政策から始まり、津八幡宮の祭礼を中心に市民・商業・文化団体が一丸となって受け継ぐ伝統行事。各会場では、世代を超えて地域の活力とつながりが生まれ続けています。


みどころ1:前夜祭と安濃津よさこい詳細

安濃津よさこい:津まつり公式HPより

祭りの幕開けは、お城西公園の前夜祭。

 注目は歌手・山崎ていじさん出演。三重県津市出身、演歌歌手として全国的に活躍し、祭りでは地元と観客を熱気で包みます。

 11日・12日は台湾・華岡芸術学校他、50団体によるよさこい演舞、ファイナル・セミファイナルは必見です。親子や観客が一体となる瞬間が生まれます。

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みどころ日時場所参加団体(抜粋)
前夜祭10月10日(金)お城西公園山崎ていじ ほか
安濃津よさこい10月11日(土)お城西公園他6会場50団体 (台湾 華岡芸術)
安濃津よさこい10月12日(日)同上同上

「山崎ていじ」はどんな人?

写真:山崎ていじ公式サイトより
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ジャンル今までの活躍主な出演番組
演歌歌手ボクサーから歌手に転向した異色の経歴。三重県を中心に活動を続けている。『山崎ていじのさわやか歌謡曲』、『ミュージックシャワー』

みどころ2:市民総おどり・津まつり大パレード詳細

市民総踊り:津まつり公式HPより
大パレード:津まつり公式HPより

 「市民総おどり」「津まつり大パレード」は津まつりの核となる一体感イベント。

 歴史は1970年代から始まり、近年はパレードと並ぶ人気となりました。初回は7団体から、年々拡大し昨年17団体だったフェニックス会場が今年21団体へと増加。パレードも全国屈指の規模に成長しています。

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みどころ日時場所参加団体(抜粋)
市民総おどり10月11日(土)フェニックス会場津高校、TSU BLOCKほか
津まつり大パレード10月12日(日)裁判所前~国道23号養正小学校、青年部ほか

「市民総おどり」「大パレード」の規模は年々拡大!

年度市民総おどり津まつり大パレード
20231647
20241749
20252154

みどころ3:郷土芸能の集い&安濃津芸能絵巻、5つの山車の歴史

郷土芸能の集い:津まつり公式HPより
安濃津芸能絵巻:津まつり公式HPより
安濃津芸能絵巻:津まつり公式HPより

 今年は、大パレード終了後、「郷土芸能の集い」と「安濃津芸能絵巻」が行われます。

 津中央郵便局前会場の「安濃津芸能絵巻」では、文化財とされる5つの山車が一堂に集まります。

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みどころ日時場所参加団体(抜粋)
郷土芸能の集い10月12日(日)フェニックス会場郷土芸能15団体
安濃津芸能絵巻10月12日(日)津中央郵便局前会場津しゃご馬保存会、伊勢津太鼓保存会、津民芸保存会、津商工会議所青年部元気玉太鼓、高虎太鼓津青年会議所

安濃津芸能絵巻に参加する団体は以下のとおり。歴史ある団体がたくさん出演されます。

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団体名歴史・由来
津しゃご馬保存会寛永13年、江戸時代初期より津祭礼に登場。
かご馬の中に入り、こわ〜い面と赤毛のかつらを着けて、ほら貝・陣太鼓・錫杖に合わせて踊り、駆け回って驚かす姿は津市独特のものです。
伊勢津太鼓保存会昭和49年(1974年)に設立以来 年賀状出発式・津まつり・安濃町の盆踊り・商店街のイベントなどに出演し 地域の盛り上げをしています。
津民芸保存会代表となる演目は、寛永12年(1635年)から始まる伝統ある「八幡獅子舞」と入江町に伝わる踊り囃子をもとに、明治期に完成した「入江和歌囃子」であり、共に津市指定無形民俗文化財となっております。
津商工会議所青年部元気玉太鼓江戸時代、津の町では疫病が流行し、その疫病退散を願って玉山車が作られ、昭和中期にかけて永く津市西町の人々により守られてきましたが、 戦争を機に姿を消してしまいました。
平成10年、津商工会議所青年部において、現代の疫病と言われた「不景気」の退散を願い、「元気玉」として玉山車を復活させました。
高虎太鼓津青年会議所昭和48年に社団法人津青年会議所創立20周年記念事業として創立。
創立当初から「明るい豊かな社会」の実現に向け、青少年育成事業として津市内の小学生に太鼓の指導や各種イベントへの出演などを行ってきました。

みどころ4:秋田なまはげ太鼓・徳島阿波踊り・沖縄エイサーも参加!

 今年からの新規開催で、注目を集めているのが、「秋田なまはげ太鼓」・「徳島阿波踊り」・「沖縄エイサー」が一挙に見られる10/12のJC会場!

 この三つの祭りを併せて見れる、またとない機会。

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みどころ日時場所参加団体
秋田なまはげ太鼓・徳島阿波踊り・沖縄エイサー10月12日(日)15時~JC会場・大パレード郷神楽、扇連、繁多川青年会エイサー隊

「秋田なまはげ太鼓」・「徳島阿波踊り」・「沖縄エイサー」はどんな祭り?

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演舞名由来・特徴
秋田なまはげ太鼓秋田なまはげ太鼓は、男鹿半島の伝統行事「なまはげ」と和太鼓を融合した郷土芸能で、1970年代に誕生しました。鬼の面と衣装で太鼓を打ち、災厄や怠け心を祓うなまはげの伝統を現代に伝えています。
徳島阿波踊り徳島阿波踊りは約400年の歴史を持ち、16世紀末に徳島城の築城祝いとして始まったとされます。お盆の時期、町中の人々が「踊る阿呆」として自由に踊る庶民参加型の盆踊りで、今や日本を代表する夏祭りです。
沖縄エイサー沖縄エイサーは、旧盆に祖先の霊を送るために踊る伝統芸能で、16世紀初頭に浄土宗の念仏踊りが琉球に伝わったことが起源とされます。太鼓や手踊りと歌で構成され、先祖供養と地域の絆を象徴しています。

みどころ5:「メッセウイングNHW」に会場を新設!!

資料:津まつり公式HPより

今年新設されたメッセウイングNHW会場は、バリアフリーをテーマに6つの専用エリアで多様な体験ができます。高齢者・障がい者・家族連れまで幅広く快適に過ごせるのが特徴。

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日時場所主な内容
10月12日(日)メッセウイングNHW会場下記6エリア・バリアフリー企画

6つのエリアではさまざまなイベントを実施!会場に行く際は、シャトルバスをご利用ください。

エリア名主な内容・特徴
バリアフリーステージ誰でも舞台で発表や参加ができる。
パブリックビューイングエリア祭りや演舞を大型スクリーンで観覧。
物販・体験企業・団体PRエリア地元の特産品販売、美杉手筒会による手筒の展示、津市森林セラピー基地によるモルック体験、常滑観光協会PRなどを予定。
飲食・ステージ観覧エリア三重のグルメ、キッチンカー、休憩スペース。
クラシックカー展示1960年代を中心としたクラシックカーとスーパーカーなどの特徴のある車両を展示。
屋根付きシャトルバス乗り場会場間移動も快適。悪天候にも安心。
物販、体験企業及び団体PRエリア:津まつり公式HPより
写真:クラシックカー展示

今年度の一番の押し

 今年一番の注目は明らかに「メッセウイングNHW会場」の新設です。6つの多彩なエリアが、地域祭り初の本格バリアフリーを実現。大人も子どもも誰もが主役になれる祭り空間は、今後の津まつりの象徴となるでしょう。


まとめ

 令和7年度津まつりは、規模・内容ともに過去最大級となる拡大版。伝統の芸能・大パレード・市民参加型企画に加え、新たなバリアフリー拠点が誕生しました。それぞれの「みどころ」に歴史と地域の絆を感じながら、ぜひ津の秋の熱気を心ゆくまで体験してください。

はなお
地域ブロガー
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