津駅西口駅前広場は、昭和48年に整備されました。その後、三重県総合文化ンター、三重県総合博物館等の公共施設の立地が進んだことに伴い、西口駅前広場の利用者は次第に増加し、近年は、歩行者及び車両の混雑が目立ってきております。
このような中、令和3年度から整備の検討が進められていますので、その内容をお伝えします。
津駅の歴史
津駅西口の歴史は、津駅全体の発展と密接に関わっています。津駅は1891年(明治24年)に関西鉄道の駅として開業し、その後参宮鉄道や近鉄(旧参宮急行電鉄)など複数路線が乗り入れる交通の要所となりました。
西口側の本格的な整備は1964年(昭和39年)、近鉄線改札の完成とともに始まり、翌1965年には津駅西側の土地区画整理事業が開始され、西広場が新設されました。これにより駅の西側にも人や車の流れが生まれ、地域の発展に大きく寄与しました。
1970年(昭和45年)には津駅西改札が設けられ、同時に西口ロータリーも整備されました。当時はバスの本数も少なく、広場はゆとりがありましたが、その後の団地開発や学校・公共施設の増加により、利用者や送迎車が急増しました。
近年は周辺に三重県総合文化センターや県総合博物館などの大型施設や住宅団地が誕生し、駅西口の役割と利便性がさらに高まっています
現在の様子

ロータリー内に車を誘導する区画線もないため、無秩序に車が行き交いし、安全の確保が出来ていない。
将来像
津市では複数回実施したアンケート内容を反映して、以下の絵のとおり整備を予定しています。


・一般送迎車の乗車待機場の駐車枠を16台(ロータリーの真ん中)
・一般車及びタクシーの駅への送迎に対応するため、駅に近い場所に一般車及びタクシーの降車場を4台分配置
・歩道部分について、通勤通学のピーク時には、混雑していることから、動線の需要に応じて4メートルから6メートルまでの間で広く設定
整備スケジュール
令和7年度中 西口駅前広場に係る詳細設計
令和8年度~ 西口駅前広場に係る再整備工事
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