子どもにお手伝い(料理など)をお願いしても、なかなか思い通りにやってくれませんよね。諦めて、子どもにはお願いしないという方もいると思います。
しかし、お手伝いができる子は、家庭の中での自分の役割を認識することができ、自己肯定感が高くなるのです。
他にも、責任感や、自立につながる能力の向上も見込めます。
そこで、本記事では、誰でもお手軽に実践できる、お手伝いの頼み方を紹介します。
子どもがやりたいことをやらせよう
大人がやらせようと思ってやらせたことは、長続きしません。
継続してお手伝いをしてもらうには、子ども自身が「やりたい」と思って、やることが大事です。
では、子どもは、やりたいことをどうやって見つければいいのか。
【 子どもがやりたいことを見つける 4ステップ 】
ステップ① 親が真剣にしている姿を見せる(一つ一つの動作をゆっくりと見せるのがポイント)
ステップ② 子どもが興味をもつ
ステップ③ 子どもに「やってみる?」と聞いてみる(「これをやって」など指示はNG)
ステップ④ 子どもがやりたいと思ったことだけをする
< 例えば、こぼしたものを拭くお手伝いをしてもらいたい時は、、、>
無言でゆっくりと拭くを見本をみせて(この時、ふきんを掴む動作、ふきんをこぼしたものの上に置く動作、ふきんを動かす動作、それぞれの動作の区切りを明確にして、みせることがポイント)、少し拭いたら「やってみる?」と聞いてみるのです。興味なさそうにそっぽ向いていたら、その時は手伝いをお願いするタイミングではありません。
お手伝いできたら「ありがとう」と伝える
お手伝いしてくれたら、「〇〇してくれてありがとう」と、必ず感謝の気持ちを伝えましょう。子どもがお手伝いすることの気持ちよさを感じることができます。
ここでのポイントは、お手伝いできたことを、「すごいね!!」などと大げさに褒めることをしないことです。大げさに褒めてしまうと、お手伝いすることの目的が、「褒められること」となってしまいます。
褒める場合は、「細かくレタスをちぎることができたね」「こぼさずに混ぜることができたね」など事実をそのまま伝えるような褒め方にしましょう。
お手伝いをする目的は、「子どもが家庭の中で役割を持てるようになること」なのです。褒め方には注意です。
2歳児でも出来るお手伝いは?
簡単にお手伝いできるのは、「料理」のお手伝いです。
いくつか紹介しますので、ぜひやってみてください。
1、レタスをちぎる
紙をちぎることができれば、できます。手洗いも忘れずに。
2、野菜をきる(ハサミで)
二歳児では子ども用包丁も難しいので、ハサミでするのがおすすめです。きのこ類は持ちやすくかつ切りやすいので、始めるには最適な食材です。
ハサミはこれがおすすめです。
開け閉めの補助付きなので初めてでも簡単に切ることができます。
3,エッグスライサーでゆで卵をカット
押すだけなので簡単。うちの息子は、これに一番興奮してます(笑)。
4,こぼれたものを拭く
普通のふきんでは2歳児に難しいので、ミトンタイプのふきんがおすすめです。
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