この記事は、イオンリテール公式HPや、地元メディア、SNSなどの情報をもとに、2026年開店が予想されている「そよら津」について解説しています。
出店について、公式HP(イオンリテール株式会社)からの発表はまだありませんが(令和7年8月時点)、工事現場の看板には「そよら津」と記載されていることが確認されています。
「そよら津」はどんな施設?
そよら津は、かつてのイオン津ショッピングセンターの跡地に建設されている新たな地域密着型ショッピングセンターです。2025年8月の時点で工事が進行中で、2026年の開業が見込まれています。
この施設は、食料品や日用品、カフェやドラッグストアを含む様々な店舗が一か所に集約される予定です。
「そよら」とは?ブランドの理念を解説
「そよら」という名前には、「そよ風」のように地域の日常にそっと寄り添う施設になることを願う思いが込められています。
大型商業施設のような非日常的な楽しみだけでなく、日々の生活の中で自然に利用できる“ちょうどいい”規模や機能を目指しています。また、地域コミュニティ活動や情報発信の場として役割を持ち、地域の人々がつながる“集いの場所”を創出し、暮らしの質向上にも貢献しています。
そよらの近年の出店状況【全国一覧表】
イオンリテールの「そよら」は、都市近郊部や地方都市を中心に積極的に出店が進められている新ブランドです。以下の表は主要な全国のそよら店舗のオープン状況を公式発表や報道などを参考にまとめたものです。
店舗名 | 都道府県 | 開業年 | 特徴・備考 |
---|---|---|---|
そよら海老江 | 大阪府 | 2020年 | 都市中心部でのコンパクト型 |
そよら新金岡 | 大阪府 | 2021年 | 多彩なテナント構成 |
そよら上飯田 | 愛知県 | 2021年 | 地域密着型の生活型SC |
そよら武蔵狭山 | 埼玉県 | 2022年 | 郊外型大型施設 |
そよら横浜鶴見 | 神奈川県 | 2022年 | 都市型小商圏対応 |
そよら湘南茅ヶ崎 | 神奈川県 | 2023年 | 駅近くの生活密着型 |
そよら守山 | 滋賀県 | 2023年 | 交流機能強化型 |
そよら西神中央 | 兵庫県 | 2023年 | 郊外住宅地型 |
そよら鈴鹿白子 | 三重県 | 2024年 | 地元密着・健康志向 |
そよら長原駅前 | 大阪府 | 2025年 | 専門店充実の都市型 |
そよら飯田 | 長野県 | 2025年秋予定 | 多様な生活支援サービス |
このように、「そよら」は全国約10年以上の展開期間にわたり段階的に成長を続けています。
そよら津は三重県内で2店舗目となり、2026年開業予定として現地で工事が進んでいます。各店舗が生活密着の品揃えやコミュニティ機能を充実させている点が特徴です。
イオン津ショッピングセンターからそよら津へ ― 歴史と歩み
年代 | 名称 | 主な出来事・特徴 |
---|---|---|
1978年(昭和53年) | 津ショッピングセンターエル | ジャスコとニチイによる共同核店舗として開業。日本でも珍しい共同経営の大型SC。 |
1994年(平成6年) | 津サティ | ジャスコ撤退後、ニチイが単独増床・改装し「サティ」に改称。 |
2000年(平成12年) | 津サティ | 隣接地にシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ津」が設置。 |
2011年(平成23年) | イオン津ショッピングセンター | マイカルの経営破綻を受け、イオンが運営を引継ぎ店名変更。 |
2024年2月12日(令和6年) | イオン津ショッピングセンター閉店 | 建物老朽化・来店客減少により45年以上の歴史に幕。 |
2026年(予定) | そよら津 | 跡地に新ブランド「そよら」としての再開発工事が進行中。2026年開業予定。 |
1978年の開業以来、ジャスコとニチイの共同運営による特徴的な大型SCとして地域に根付いてきた施設は、1994年のサティ時代を経て2011年イオンへブランド変更がなされました。
2024年2月12日に閉店した後、解体と再開発が進み、イオンリテールの新業態「そよら津」として新たに生まれ変わろうとしています。
他のそよら店舗から予想する、そよら津の未来像
三重県内の先行店舗「そよら鈴鹿白子」は地元の新鮮な食材を活かしたベーカリーや、カフェ、ゆったりくつろげるフードコートやコミュニティスペースを備え、子育て世代や高齢者中心に高い支持を得ています。津店もこれに倣い、地域の健康志向や地元特産品を積極的に取り入れたテナント構成になることが予想されます。
さらにイベント開催やデジタル連携、宅配サービスの拡充で利便性が高まることでしょう。そうした機能により、単なる買い物の場を超え、交流や情報発信の拠点として津市民の生活に欠かせない存在へと成長していくことが期待されます。
まとめ
そよら津店は、半世紀以上続いた地域の商業拠点を新たな時代に合わせて刷新し、2026年に再び地元住民の暮らしに寄り添う施設として開業予定です。そよらブランドの理念やこれまでの成功事例から、津市の暮らしを豊かに変える大きな期待がかけられています。今後の公式な情報発表や地域の動きにぜひご注目ください。
※本記事の内容は2025年8月時点の公式発表、報道、SNS等の情報に基づいてまとめています。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
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